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30過ぎてからの転職。とにかく年収を上げたい時にこれだけは押さえておきたいこと

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30過ぎてからの転職。今の業界を離れようと決断した時にいろいろと希望や不安の中で就職先を決めていくことになるかと思います。人生の中での一大決心。絶対に失敗したくはありませんよね。私は20代半ばまではうだうだとフリーターを続けて、流れで飲食業界に就職。その後も興味が向くままに転職を繰り返して過ごしたあげくに32歳でそれまでずっと勤めてきた飲食業から離れることを決意しました。

この歳になってくると家庭をもつ方も当然増えてくるので転職の条件には「年収」は絶対に無視できない要素になってくると思います。若い頃は稼ぎよりも、自分がやりたいことを優先して職業を選んだりしていたかもわかりませんが、その判断は本当に正しいものだったのでしょうか。

私は32歳でIT業界に転職するまでは飲食業界のことしか知りませんでした。ですが、転職を経て視野が広がった時に気づいたことは「若い頃の自分の判断は間違いだった」と思ったこと。正確に言うと、間違いというより「何も知らなかった」故に「もっと早く知っておきたかった」と強く思いました。

なぜそんなことが起こったのか。そして、30過ぎてからの転職に失敗しないためには何を考慮したら良いのか。私の経験をもとに、また違った視点で転職を見直してみてはいかがでしょう。

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やりたいことが見つからない

最初からやりたいことが決まっていたらこんな中途半端な人生を歩まずに済んでいたかも、と思ったりもしたのですが、この「やりたいことが見つからない」という悩みは、ある程度の職業は自由に選べる世の中になったからこそのものだと思います。

どういうことかというと、例えばお腹がすいたときに「なんでも食べていいよ」と言われたら、なんにも出てこないけど、一つのお店のメニューを見せられて「この中から選んで」と言われたらある程度すぐに決まると思います。

つまり選択肢が多すぎると人間は逆に選べなくなってしまう生き物なのです。この現象を妻がこんな言葉で例えていました。

自由の不自由

つまり、なんでも出来る自由な環境におかれると、選択肢が広すぎて逆に何も出来ずに、あたかも不自由な環境におかれているような振る舞いを自分からとってしまう現象。

こんな状況でも、広い世間のほとんどを知らないまま流れで自分の進む業界を決めてしまっては危険です。私の経験から、なんにも決まっていなくても「せめてこれだけは押さえておけばよかった」という事を紹介します。

平均年収

結論から言うと、自分が興味のある職種の市場規模、マーケットの広さと成長度合い、需要と供給から、どれくらい「稼ぎやすいか」を調べます。ですがこういった情報から判断するにはある程度の知識が必要です。そこで、知識が無くても判断できる最も簡単な指標が「平均年収」です。これが高い職業は単純に稼ぎやすい仕事、ということになります。

平均年収が高い職業には特別な資格が必要なものもあります。そういった資格はそもそも取得するまでに大変苦労する上に合格率も低いです。つまり、需要に対して供給が全く追いついていないがゆえに年収も高くなります。

ではそういった資格は必要ないのに年収が高い職種はどうでしょうか。考えられるのは供給に対して需要が増えている、成長している市場であること。こういった市場を狙えば確実に年収をあげられることが出来ます。

人間の能力の差は、実はそんなに変わらない

ではそういった職業が見つかったとして、自分がその職業に本当に向いているのか。今更業界を変えてうまくいくのか心配ですよね。ここで、私が飲食業界からIT業界への転職を決断した時に、転職に対してどのように考えていたのかを紹介します。

私が自分の能力を自ら制限したりせずに、フットワークを軽くするための根本に「人間の能力の差は、実はそんなに変わらない」という考え方があります。

よっぽどの天才と比べたりしない限りは、人間の能力はそんなに変わらない。パソコンに超詳しい人がいて、その人を「すごいなぁ」と感じたとしても、その人が超天才でもない限り、その人と同じ時間リソースを割くことができれば大体同じレベルにまではなれます。(ここではピアニストやスポーツ選手等、ある程度の才能やセンスを問われるものは除外します)

私の場合は32歳で長年勤めてきた飲食業からIT業界へ転職をしたのですが、そのときもこれまでの経験から4~5年程度今までどおりの努力ができれば平均までにはたどり着くだろうという自信がありました。

結果、2年目には今までの労働時間を3分の2以下に抑えた状態で、飲食時代の最高年収を超えることができました。IT未経験の状態から1年で100万近く年収を上げることが出来たのです。(そもそもSIerなので給料低いですが・・・)

大抵の仕事は自分にもできる

つまり、研究職や、スポーツ、音楽関係などの特殊な仕事で無い限り「ほとんどの仕事は自分にも出来る」ということです。このことに気付ければ、業界をまたいだ転職にも臆せずチャレンジ出来るようになります。

いままでどおりの努力が普通にできれば今の業界の位置くらいまでには行けるはずです。例えば飲食店で3年働いているが要領が悪く、年収も平均より低めの料理人が、プログラマに転職。プログラマ3年目で同じように要領が悪く年収も平均より低めの人と全く同じ努力ができれば、3年で同程度のレベルまでにはなれる可能性が十分にある、ということです。

年収でいうと、飲食業の平均年収が300万弱、プログラマが400万程なので、年収250万程の料理人がプログラマに転職したら、300〜350万くらいまでには比較的簡単にたどり着ける事になります。

業界を変えるだけで年収100万アップが簡単に行えてしまいます。もし同じ業界で100万アップを目指した時にどれくらいの年月が必要か。そもそも本当に実現可能なのでしょうか。少なくとも飲食業では相当難しいです。

業界をまたいだ転職を考える時、この「平均年収」を意識して業界を改めて俯瞰してみることをおすすめします。

なぜ飲食業界に就職したか

これ、おそらく多くの人が同じ道を歩んでいるのではないかと思うことなので、私の経験を一度お話します。

そもそも最初は学生時代、アルバイトを探していた時期。飲食業界は当時から人手不足で、求人がとにかく多く出ていました。そんな状況なので面接にも通りやすい。しかも調理場でも特別な資格は必要ない。つまり母数が多いことと、ハードルが低いのでアルバイトとしては気軽に出来る業界でした。そしてそれはいまでも変わっていません。

一旦その中にはいって、環境にどっぷりと浸かり、ほかの業界のことを知る機会のないまま年月が過ぎていくと、自分は飲食が合っているんだと錯覚するようになります。もしくは他にやりたいこともないし、と流れでアルバイト先に就職してしまう。(このパターンは本当によく見ます)

なぜこういったことが起こるのか。それは飲食以外の業界の情報が少なすぎること(集めていない)。これにより他業種との比較もできないため働き方や年収にどれくらいの差があるのかもわからない。しかもほとんどの人は今の状況から変わろうとする努力を嫌います。

最初のハードルが低いからと安易に飛び込んでしまい、そこに慣れてしまう。バイトならそれでもいいかもしれませんが就職するとなると話は別です。それなのに、「変化する」という目の前のちょっとした壁を避けたが故に自らの可能性を潰していく。なんとなくの流れで自分の就職先を決めてしまっては後々大きな損をしてしまう事に繋がりかねません。

なりたい事がない時に進路を決めるための考え方

単純ですが消去法で絞っていく方法が有効です。例えば、長時間労働は嫌だ、年収はこれくらいは欲しい、在宅で働きたい、フレックスタイムがいい、などなど。

この例でいくと、この条件には飲食業は当てはまらないので選択肢から外せます。年収は地方と東京でも開きがありますので、自分の住んでいる地域の平均年収を参考にしましょう。これだけでもとりあえず今いる業界がそれらの希望が実現出来るかどうかがわかります。出来そうにないなら思い切って業界のチェンジを考えてみましょう。

個人的にはこういった業界の事情、将来の生活がリアルに想像できるような情報を高校や大学の進路指導で教えてくれたら自分の人生と進路についてもっと違った視点で考えることが出来たのに、と感じています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。「あいつに出来るなら自分にも必ず出来る」事を知ること。そして手っ取り早く年収を上げたいなら業界の事情を知る事。この2点で人生をもっと効率よく回せる事ができるようになります。転職前に一度「平均年収」を考慮して今の自分がいる業界を振り返り、移りたい業界を探して見てはいかがでしょうか。

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