IT業界 仕事

32歳で未経験からITエンジニアへ転職した話

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30を過ぎてからの転職(しかも未経験)でも全く遅くない、ということを証明するために、私が転職を決意してからこれまでに経験したことを一度まとめてみたいと思います。

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経歴を簡単に紹介

IT業界に入る前の経歴を簡単に紹介します。

大学は適当に通っていたため1年で単位を落とし退学しました。なので最終学歴は高卒です。学校をやめてからはしばらくフリーターをして過ごしていました。コンビニ、バーテン、イタリアンのコック。その中で料理に興味を持ちイタリア料理店に正社員として入社、そこで3年間料理の腕を磨き、2年目で副調理長になる。

しかし飽きっぽい性格ゆえ3年目で退職し、次は町場のパン屋さんへ転職。イチからパン職人の道を目指す。2年目でシェフ、3年目で店長になる。しかしまたしても飽きてしまい次は知り合いの紹介でキッチンカーの世界へ飛び込む。

もともとイタリアンをやっていたときから自分のお店を持ちたいと思っていてその選択肢に移動販売も入れていたのでちょうどいいと思い、思い切って転職。2年間やってみたものの事業が業績が思わしくなく、撤退。転職を余儀なくされました。

その頃には3人目の子供が出来ていてこれからますます生活が厳しくなるであろうことが容易に想像出来ていた頃でした。飲食の誘いも今までより高給で高待遇な話も頂いていたのだが、正直自分が若かった頃より是正されてきたとはいえまだまだ長時間労働が当たり前の業界であることに変わりはありませんでした。

この長時間労働を定年まであと30年も続けるのか、と思ったらとてもできそうにないと感じ、思い切って別の業界に転職してみようと考えました。

なんか未来がありそう・・・

長く続けられる職業がいいなと思い、いろいろと考えてみました。当時もブログを書いていたのでWebマーケティング業界や普通のオフィスワーク。どれもピンと来ないものばかりのなか、システムエンジニアという職種になんとなく興味が惹かれました。

何をやるのかなんて全く想像がつかなかったけどなんとなく技術が身につけられるし、未経験でも募集があったことで、自分でもできるかもしれないと思いプログラマに絞って応募を片っ端から出してみた。

40社ほど応募して面接まで通ったのはそのうちの10社。そして最終的に内定をもらえたのは3社でした。「人で不足だからなんとかなるでしょ」と軽く考えていたのですが、30過ぎてからの(しかも未経験)就職活動は思った以上に(精神的に)きつかったです。やはり年齢のことを言われることもちらほらあった。

ですがそれも乗り越えてなんとかIT業界に入り込むことが出来ました。

開発案件に携わりたい

入る前に何となくわかっていたことはITエンジニアにもざっくりと「開発」と「インフラ」に分かれること。就活中もよくわからないながらも、なんとなく「開発」ができるところに入りたい、と思っていました。

理由は単純で「楽しそうだから」です。思えばいつもそうなのですが、料理をやめてパン屋で働こうと思ったときも、移動販売をやってみようと思ったときも「楽しそうだから」という理由で転職を繰り返していました。結果いろいろ出来て「楽しい」人生を送れているので良いのですが。

話がそれましたが、入社時点ではまだIT業界のことは全くわかっておらず、SIerがなんなのかすらもわかっていませんでした。とりあえず客先常駐で案件を転々としていくのかな、くらいな感じにしかわかっていませんでしたが、開発の案件にいくとしてもインフラの知識は付けておかなければなとは思っていたので1年目はどちらとは決めずにいました。

ですがなかなか全くの未経験で開発の案件に参画することは難しいとのことで、まずは1年間のインフラの案件でIT実務経験を積むことを目標にしました。

下積み

一番始めの案件はインフラ系の仕事。ネットワークの監視業務でした。クライアントの契約機器からのアラートを受信したらお客へ障害の一報を入れる、という仕事で24時間365日休まずに監視を続けます。仕事はシフト制で、12時間交代。3日勤務3日休み。

平日の昼間はそこそこ忙しいのですが夜勤のときは暇な時間が沢山あるので勉強の時間が取れました。若い方が多かったのでゲームなどをやっている人が沢山いましたが、そこはまぁ若いからしょうがないか。自分はというと、子供もいるので家での勉強時間はなかなか取れずにいたのでこの時間は非常に貴重でした。

この時間をJava の勉強に充てて、Webアプリケーションに開発に取り組みました。なぜJava かというと、案件数が圧倒的に多かったからです(SIerだからこそ)。案件数が多ければその分未経験でも入り込める可能性が上がります。

大体契約更新の1ヶ月前くらいから次の案件探しが始まりますので、それまでになんとかWebアプリを完成させ、次の案件の面談に望みました。

IT業界について

入社してから半年ほど経った頃。仕事にもなれてきてIT業界のことをいろいろと調べていた時にこの業界が多重下請け構造の温床になっていることがわかってきた。ひどい場合5次6次受けなんてこともあるらしい。

自社で社員を抱えずにただ案件を横流ししているだけで中間搾取している輩もいるとか。そもそもクライアントは元請けに一人当たりに、いままで飲食業界で生きてきた人間にとってはありえないほどの高額な予算を出している。それをただ横流ししているだけの人間がいて、実際に現場で頑張っているエンジニアに降りて来ていないなんて。

そこに気付いてからはフリーランスと、自社開発をしている起業への転職を考え出すようになりました。

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保守・運用から開発へ

次の案件はWebアプリケーションの保守運用業務。開発の募集ではなかったものの、頑張り次第では開発のプロジェクトに参加させてもらえるとのことで引き受けることを決意。

始めは小さな改造などを任されて、ちょこちょことこなしていくうちに信頼を得て、3ヶ月後にやっと念願の開発プロジェクトに加えてもらえることに。というかJavaを勉強してきてその募集で入ったのに、結局Javaは一切触らずにVisual Basicをやっています。こういうこともあるので柔軟に対応していきましょう。

転職の準備

やっと開発の実務経験を積めるところまできたところで、次を見据えて、自社開発の起業を紹介してくれる転職エージェントとフリーランスのエージェントに、現在の自分のスキルで紹介してもらえる起業や案件がないか問い合わせてみた。結果は、転職エージェントにはRubyかPHPのポートフォリオがあれば紹介できる可能性がある、とのこと。

さっそくRubyの学習を始め、3ヶ月かけてRuby on RailsでWeb アプリケーションを作成。再びエージェントに問い合わせた。これなら紹介できることろがあるがあくまで未経験としてなので年収としては350万程度とのことだった。

思ったより低い感じがしたが、飲食業界で平均年収300万弱。労働時間も倍であったことを考えたら未経験でそれを超えているから全然良いのではないかと思う。

次にフリーランスエージェントに同様に問い合わせてみたところ、2社中1社にはこの経歴だと厳しい、といわれた。もう1社には今の段階では紹介出来ないけれど、今の案件で1年実務経験を積めば紹介できることろが出てくる、ということだった。しかも最低40万から案件があるらしい。

たった1年の実務経験でそんなに違うのか。やはり「実務経験1年」というのがボーダーラインのようだ。

やはりきついな、と思ったこと

未経験からの転職活動で苦労したことはやはり「年齢」のことでした。まだ30台前半出しまだまだ伸びしろあるでしょ。若いやつより行動力は絶対負けない。という自身はあったものの世間的にはそんな事はなく、この「年齢」という点に着いては精神的にきつかったです。

転職に成功して実際に業務につく事になってからは、現場ではほぼ最年長間違いなし。この点も気にする人はきついと思う。年下に気を使われながら教えてもらうのはなかなかしんどいです。(お互い様だけど)

私もあまり周りの評価だったりは気にしない方ではありますが、それでもふと周りが若い子だらけだと場違い感にさいなまれることがあります。

また、これは自分にとってはつらいことではないのですが勉強は日々欠かさないようにしています。というかしていかないと追いつけないし目標も達成出来ないので。

これまでに達成したこと

転職してから現在までは一応掲げた目標は順調に達成してきました。

  • IT業界に転職
  • インフラの知識をつける
  • 開発案件に携わるためにポートフォリオを作る(Webアプリ作成)
  • 開発案件に携わる
  • 自社開発の転職先を紹介してもらう
  • フリーランスの案件を紹介してもらう(予定)

私がおもう、自分を最も早く成長させる方法「ちょっと厳しいな」位の環境に身をおくこと。これが一番手っ取り早いです。プログラミングスクールに通う、仕事をしながら少しずつ勉強する。などのやり方もありますが、自分をちゃんとコントロールできる人ならいいと思いますが、そこまで出来る人はきっと何をやっても成功出来るでしょう。

私のように気持ちの弱い人間は、無理やり飛び込んで環境を変えてしまうことが最速で自分を成長させられる方法だと思います。実務として取り組むことで緊張感が生まれ「なんとか追いつかなきゃ」と感じ、嫌でも身に着けなければ行けない環境に身をおいてしまう。

それに私の場合は家族がいたので、スクールに通いながらとか悠長な事は言ってられない状況でしたのでなんとか必死にしがみついてやってきました。

いつだって不安はつきまとう

転職前は本当に自分がIT業界で生きていけるのか不安でしたし、開発の案件も今の自分で務まるのかわからなかったです。フリーランスにも挑戦しようと思っていますが実務1年で本当に大丈夫なのかかなり不安です。でもやります。だってその方が楽しそうだから。

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