マインドフルネス瞑想 ライフハック

なぜ大企業はこぞってマインドフルネス瞑想を取り入れるのか?科学的に証明された瞑想の効果

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最近良く語られる様になってきた瞑想。 皆さんはどのようなイメージをお持ちですか?

宗教のイメージしか無いけど。なんだか胡散臭い・・・
具体的にどんな効果があるの?
なんか某大企業でも取り入れられてるらしいけど・・・

私も始めは宗教じみて胡散臭いな、なんて思ってました。スピリチュアルな事柄に関しては、否定はしないけど信じてもいない、というスタンスで、それは今も変わっていません。基本的に科学的な裏付けの無いものはあまり信用しないタチの私がなぜ瞑想を習慣化するまでに至ったのか。

今回は、最近よく聞く瞑想とは一体なんなのか?という疑問に簡単にお答えしていきたいと思います。

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瞑想の目的

一般的な瞑想の目的と私個人の解釈

まずは瞑想の趣旨について話していきたいと思いますが、その前に一点。
一般的な瞑想の説明に加えて、それに対する私個人のイメージ「どのような見方が一番自分の中に落とし込みやすかったか」という視点で説明していきたいと思います

ですので、もしかしたら瞑想に深く精通している方なんかは「それは違うよ!」とツッコミを入れたくなる部分も出てくるかと思います。

ですが、捉え方は人それぞれだと思いますし、一番大事な事はそれをどう自分の中で活かすか、ということだと思うので、結果的にプラスになっていればそれがどのような形でも大した問題ではないと思っております。

目的

結論から一言で言ってしまいますと、

瞑想とは、思考と意識を分離し、自分を客観視する事

「思考」とは日々無意識に湧き起こる感情のことです。人は1日に6万回も思考すると言われており、そのほとんどが無意識に湧いては消えていきます。

「意識」とは文字通り、自分が意識的に起こす行動や考え。

この二つを「分離」する、とは、無意識に湧き起こる感情にすぐさま反応しないようにする事。湧き起こる感情に対して一呼吸置いて、今自分がどう感じているか、を観察する事で衝動が抑えられるようになります。

このように自分を客観視する事で、身体のあらゆる感覚に注意を向ける事ができます。すると、感覚が研ぎ澄まされ、集中力とひらめき、新たな行動を起こす活力が得られるようになります。

ところで、瞑想と聞いたら座禅を組んで行うイメージがありませんか?座禅=仏教と勝手に紐づけてしまいがちで(私だけ?)、瞑想とは仏教特有の儀式のようなものというイメージがありましたが、実は他の宗教にも瞑想は存在するのです。

仏教では、生きる上での苦しみ(煩悩など)からの解脱(解放され脱する)。開眼。悟りを得るためのもの。

キリスト教では、神への祈りの時間として。
その他、イスラム教の一部の宗派や神道にも同様に瞑想に類似するものがあります。

目的はそれぞれありますが、キリスト教やイスラム教は、主に神に祈りを捧げるというものですが、仏教においては、その対象は外側ではなく、自分の内側。内なる自分の感覚に集中することに重きを置いています。

世界的な瞑想に対するイメージ

日本ではまだまだ、瞑想と聞くと宗教のイメージから抜け出せていない印象があります。私も友人はもとより、家族にさえ、瞑想を習慣化している、なんて言ったら気でも触れたのかと思われると思ってなかなか気軽には話せない程です。(なので深夜や早朝にこっそりやっています)

ですが、実は世界的にはすでに瞑想が当たり前に日常に取り入れられていて、世界レベルで活躍するビジネスマンやアーティストの実に8割が瞑想を習慣化しているそうです。

更には、GoogleやApple、米Yahoo、IBM、スターバックス、などなど。
みなさんもよく知っている 大企業の多くは瞑想を社内研修などのプログラムに組み込んだり、社内に瞑想ルームが設置され、就業時間中の瞑想が推奨されています。また、大学のカリキュラムにも組み込まれ、欧米ではもはやスキルアップの為のメソッドのスタンダードとして当たり前のように取り入れられています。

スティーブ・ジョブズ、ビル・ゲイツ、松下幸之助、イチローなどなど。誰もが一度は名前を聞いたことがあるであろう各界の偉人たちも、瞑想を習慣に取り入れていたそうです。

科学的に証明された効果

瞑想が世界的にはスタンダードなスキルアップの手法だということは理解いただけましたでしょうか。では次に、具体的にどのような効果があるのか、について以下に紹介していきます。

実感できる効果

  • 集中力の向上
  • 直感力や創造性を鍛える
  • ストレスの軽減
  • 自分に自身がつく
  • リフレッシュ効果
  • 睡眠導入効果
  • 心の安定(衝動の抑制)
  • 幸福感が得られる

前述したように自分を客観視できることにより、感情に流されず、心が安定し、人間関係も良くなります。また、頭がスッキリとし、洞察力と集中力も向上するため、仕事の効率も上がりますし、創造性が必要とされる作業のときには非常に有効です。

共感力や受容性も高まるため、ありのままの自分を受け入れることができ、自信に繋がります。

体の内部に起こる変化

前項では、実際に実感できる効果を紹介しました。
では次に、実感こそできないものの、科学的に証明された体の内側に現れる効果について紹介します。

心理学者サラ・レイザー氏の研究

マインドフルネス瞑想を長年続けていくと脳に、ある変化が現れることが報告されました。

マインドフルネス瞑想により、普段使われていない部分に血流を送り込まれることで、活性化され、低下していた機能を取り戻していきます。すると脳内の「島」と「背内側前頭野」と呼ばれる部分が肥大化。この2つは、人の精神活動に不可欠な様々な機能を持っているため、結果、衝動の抑制と共感力が高まります。

これにより、ストレスが減り、自己コントロールのスキルが向上するというわけです。

ケリー・マクゴニガル氏の研究

瞑想を3時間行っただけで、注意力と自制心が向上し、11時間後には脳の機能に変化が現れ、集中力を持続したり、気が散るものを無視したり、衝動を抑制するのに重要な領域の神経間の連絡が増加していました。

更に定期的な瞑想を行なった場合、禁煙や、薬物、アルコール依存症への対策に効果があることがわかりました。

マサチューセッツ州総合病院ギーセン大学の研究

16人の被験者に8週間のストレス解消コースを受けるよう指示。トレーニングの前後に、瞑想経験の無い被験者と比較したところ、脳内の主に記憶を司る海馬に増大が見られ、一方で不安や恐怖に関連する扁桃体は、その容積が減少し、活性を抑えていたことがわかりました。

アルツハイマー患者は、この海馬が縮小したり、この周辺に原因物質が蓄積することがわかっており、瞑想で記憶障害や認知障害に効果があると期待されています。

また、扁桃体は活性が抑えられると、イライラ、不安を抑え、感情的な行動が減り、意思決定ができやすくなります。

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マインドフルネス瞑想体験談

最後に私自信が、瞑想に対するイメージをどのように変えていったか、と実際に瞑想を習慣に取り入れてみて感じた変化についてお話します。

イメージの変化

瞑想に対して興味を持ったきっかけは、考え方や生き方を参考にしているある方が瞑想を習慣に取り入れていて、その効果を実感している、という話を聞いてからでした。

冒頭にも書いたように、科学的な根拠のないものは基本的に信用しないタチなのですが、その方も同じような考えの方だったので、「その人が言うなら本当に効果があるのかもしれない。自分もその効果を実感してみたい。」と思うようになりました。

そして実際に調べてみると、前述したように実は世界的には瞑想はすでにスタンダードになっていて、あらゆる企業に取り入れられ、世界で活躍する著名人も実践しているとのこと。

この過程で、私の中での瞑想のイメージが、スピリチュアルなものから、科学的に効果のあるメソッドへと変わっていきました。

実感した効果

マインドフルネス瞑想は筋トレと同様と言われており、その効果を実感するにはある程度の継続が必要となります。私の場合、初めは10分から、時間が無いときには5分、と少しずつでも毎日実践することを続けました。

そして1ヶ月程したある日、毎朝必ず行なっていた瞑想の時間を取れなくて、その日は瞑想をしないまま仕事に出かけました。そのままいつも通り、普段と変わらない一日を過ごしていたはずだったのですが、仕事中も何故か気が散り、本当に些細なつまづきにイライラしたり、時間を気にしてセカセカしていたことに気が付きました。

そういえば今日と比べてみると、昨日までは一日を何事もなく。本当に何もなかったわけではなくて、ちょっと気になることがあってもいちいち感情に流されずに対処出来ていたことに、瞑想をしなくなってはじめて気付きました。

自分でも気付かないないうちに、瞑想の効果が現れていたと確信し、それからは毎日欠かさず行うようにし、習慣化していきました。習慣化の具体的な方法はいかにまとめてあります。

挫折ゼロ?!マインドフルネス瞑想習慣化のポイントは「頑張らないこと」

瞑想に興味があるんだけど・・・
何度か挑戦してみたけどなかなか習慣化するまでは続かない・・・

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まとめ

今回は私自身がマインドフルネス瞑想を知ったきっかけと、胡散臭いイメージから良いイメージへと変わっていく過程を、瞑想の概要と共に説明していきました。マインドフルネス瞑想とは、科学的根拠をもとに世界中で当たり前のように取り入れられていて、その効果を誰もが実感できることを少しでも理解いただけてもらえたらと思います。

そして、この記事をきっかけにマインドフルネス瞑想により興味を持っていただけたなら、是非これを実践して、その効果を体験し、日々の生活をさらに充実させる一助になれたらとても嬉しく思います。マインドフルネス瞑想の具体的な実践方法についてはこちらにまとめましたのでどうぞ。

今すぐ実践できる!マインドフルネス瞑想基本のやり方

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参考書籍

~1日10分で自分を浄化する方法~マインドフルネス瞑想入門

著者:吉田 昌夫
出版日:2015/1/19
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